披露宴では一転「和気あいあい」を目指す

格式高い神前式から一転、披露宴はゲストと一緒に楽しめる雰囲気作りにこだわりました。

会場に選んだ舞扇は天井が高く広々とした空間で、各テーブルの間隔があいているので、ゆったりとまわることができます。

披露宴での王道の演出にも「私たちらしさ」を加えたいと思い、ファーストバイトでは新郎の趣味であるダイビングのフィンを使用しました。

また、ペンライトをゲストに振ってもらう演出を取り入れ、一体感を感じられる瞬間を大切にしました。

今だからこそゲストとコミュニケーションを

神前式が格式高い荘厳な雰囲気だったので、披露宴ではギャップを意識していました。

演出にもゲストとコミュニケーションを取れるプログラムを入れることで、このギャップが叶ったと思います。

来てくださった方と一緒にお写真を撮る時間を作ろうと、各テーブルをフォトラウンドで回り、ゲストの記憶にも残るように心がけました。

衣装やヘアスタイルにもギャップを忍ばせて

白無垢とウェディングドレスの2着を選び、衣装でもギャップを演出しました。

白無垢は鶴や桜が施された伝統的な和柄模様に惹かれ、一方ウェディングドレスはホテル雅叙園東京オリジナルの新作ドレスを選びました。

憧れだったスレンダーラインやレースの繊細さが素敵な長いトレーンに一目惚れしたものです。

ヘアスタイルも和装は大正モダンを意識したフィンガーウェーブ、ドレスにはサイドダウンスタイルにするなど、印象をガラッと変えました。

会場を華やかにする紫色の装花

メインテーブルの装花は、新婦が好きな百合とブルーファンタジア・赤い実を使った和にも洋にも合うデザインにしてもらいました。

ラベンダーが好きだったのですが時期的に使えず、何度も打ち合わせを重ねた上で、ラベンダーに似た淡い紫のお花を使ってもらいました。

お願いしたハコネフローリストさんは、打ち合わせでお伝えしていた内容を全て取り入れてくださった上、想像していた何倍も華やかで豪華に仕上げてくださいました。