私たちの結婚式のテーマは、「アットホームで笑顔あふれるあたたかい結婚式」です。
コロナ禍のため、両親同士の顔合わせができないまま迎えた結婚式。
親族婚だったこともあり、ゲストにもできるだけ自然体で楽しんでもらえるように準備をしました。
式場を選ぶ上で重視したポイントは、両親の希望である格式ある会場であること。
そして、私たちのこだわりは、和装での人前式をチャペルで行いたいということでした。
あまり前例のないリクエストだったと思いますが、ホテル雅叙園東京のスタッフさんは目を輝かせながら快諾してくださり、理想の1日を過ごすことができました。
挙式会場に選んだガーデンチャペルは、天井が高く、太陽の光がたっぷりと差し込む空間です。
バージンロードは少し短めですが、親族婚でゲストが少なかった私たちの式にはちょうど良い広さでした。
ゲストが座る椅子も座り心地が良く、着物のゲストや年配のゲストも快適に過ごしていただけました。
パイプオルガンや聖歌隊の歌声に包まれながら、夢見ていた白無垢での人前式ができ、大満足です。
白無垢での人前式という珍しい挙式でしたので、ベールダウンの代わりに筥迫の儀を行いました。
また、両家の両親と一緒に盃の儀も行うことができ、オリジナルの挙式を楽しんでもらえたと思います。
格式高いホテル雅叙園東京で行うにあたり、もしかしたら嫌がられるかも?と心配したのですが、私たちの要望を快く了承してくださったおかげで、好きなこと・希望していたことをたくさん詰め込むことができました!
私たちもゲストもゆったり過ごせる披露宴にしたいと思っていたので、シンプルでナチュラルな雰囲気の披露宴会場はカシオペアを選びました。
全体的に洋風なデザインなのですが、照明が和紙で包まれていて、所々にホテル雅叙園東京らしさを感じます。
和装にもマッチして、とても素敵な空間でした。
入場の時に風船を持って登場したり、司会を新郎新婦の弟たちに頼んだりと、終始和やかな雰囲気で過ごすことができました。
ウェルカムスペースのグッズやペーパーアイテム、ブーケ、ムービーはDIYしました。特に動画は、家族への手紙の代わりにも作りました。
涙よりも笑顔の多い1日にしたかったので、この演出にしてよかったなと感じています。
ホテル雅叙園東京は式場自体が美術館のように豪華です。DIYグッズも素敵に飾っていただけて嬉しかったです。
私たちは式場見学にたくさん行ったのですが、中でもホテル雅叙園東京のお料理は絶品で、感動しました。
このお料理も、会場選びの決め手となったといっても過言ではありません。
当日は和洋折衷の料理を選び、家族みんなでいただきました。
私たちも一緒にゆっくりといただくことができ、こんなに食べる新郎新婦がいるのかというくらい、全部味わうことができて幸せでした。
ゲストにはお年寄りも多かったため、引き出物は後日自宅に郵送するなどの工夫をしました。
自分ではあまり買わないけど、家族みんなが大好きな千疋屋のフルーツの盛り合わせを送ったところ、喜んでもらえて嬉しかったです。
司会をお願いした新郎新婦の弟や妹からサプライズで結婚のお祝いをいただく場面もあり、私たちが感動させられる場面も。
顔を合わせる時間は減ってしまいましたが、結婚式をあげたおかげでより一層家族との絆や愛情を実感するようになりました。
「両親に親孝行できる立派な大人になっていこう」そんな風に心に決める、良い機会となりました。