これまで育ててくれた両親&支えてくれた兄弟たちに感謝の気持ちを伝える場として、親族のみの少人数婚を選択しました。
格式ばって緊張してしまう式ではなく、久しぶりに集まったみんなと美味しい料理を囲んで会話を楽しむ、そんな温かい式になるように意識しました。
司会進行を新郎新婦が行ったり、手作りムービーを流したり、待ち時間に見てもらえるよう二人の生い立ちアルバムを展示したりと、少人数ならではのアットホームな結婚式が実現できました。
ホテルの宿泊客として利用した際に、従業員の方の対応の素晴らしさやホテルの内装、調度品の美しさに一目惚れし、ホテル雅叙園東京を選びました。
実際、プランナーさんや衣装サロンの方、当日式に携わってくださった従業員の皆さんの対応が本当に優しく丁寧だったことも印象的でした。
式場選びの際は実際に足を運び、自分が良いと思える式場を選ぶことが大切だと思います。
ホテル雅叙園東京のガーデンチャペルは、造りもの感がなく温かみ溢れ、心が穏やかになるような雰囲気がありました。
挙式の際に二人で向かい合い、手を取り合って夫婦の宣言を聞いていたあの時間が非常に記憶に残っています。
友人や兄弟の結婚式で何度も目にした場面で、正直、儀式的なものであると考えていました。
しかし、いざ手を取って見つめ合っていると「この人とこの先、病める時も健やかなるときも二人で支えあって生きていくのだ」という実感と喜びが沸き上がってきました。
まるで時が止まってそこにいるのが私たち二人だけのような、静かで穏やかな時間でした。
あの時確かに私達は夫婦になったのだと思います。
夫婦ともにPCに強いこともあり、費用節約を兼ねてオープニング・プロフィール・エンディングの各ムービーを手作りすることにしました。
仕事の合間を縫って二人で作業を分担し、約1カ月でムービーを作り上げました。
工夫した点は親族たちにオープニングムービーを見て楽しんでもらえるよう、お互いの地元で撮影したことです。
1日かけて地元を巡り、疲労や機材トラブルから時には喧嘩もしましたが、苦労した分完成の喜びもひとしおでした!
プロフィール・エンディングムービーは動画編集ソフトの勉強から始める必要がありましたが、自分たちの伝えたいことを沢山入れることができたので良かったです。
私たちが披露宴を行った“牛若”は、クラシカルで重厚感のある内装がポイントです。
費用の関係でお花はプラン内のものだけ、なおかつコロナ禍の影響で席の間隔が広く取られ、寂しい雰囲気になるかもしれないと思っていましたが、そこはお部屋の美しさがカバーしてくれました。
どの写真を見ても艶やかで、非常に写真映えしていました。
特に水を張ったお椀にお花を浮かべたアレンジがとても可愛かったので気に入っています。
会場はブライダルフェアで一度見ただけだったので、当日のイメージは全く湧いていませんでしたが、想像以上に素敵に仕上げてくださったのでお任せして本当に良かったと思いました。
私は実年齢よりも大人に見られてしまう和顔なので、若者向けの可愛いドレスを着るとコスプレのように見えてしまいます。
そこで私が選んだのは、ホテル雅叙園東京の貸衣装店にあったオフショルダーが特徴的なオフホワイトカラーのウェディングドレスでした。
このドレスは、皇族の方が着るようなクラシカルさと上品さを持ち合わせていて、シンプルながらも地味顔の私を引き立たせてくれました。
衣装選びには非常に時間がかかり、何度も変更をしたりご迷惑をお掛けしてしまいましたが、スタッフの方は嫌な顔一つせずご対応してくださいました。
当日も担当の方がわざわざお祝いに来てくださり本当に嬉しかったです。
コロナ禍ということもあり、近年は結婚式を挙げることに否定的な意見が見受けられるようになりました。
かくいう私も結婚式に対して消極的で、当初はフォトウェディングを検討していました。
主人の強い意向もあり結婚式を挙げることにしましたが、実際にやってみると心から“やって良かった”と思います。
普段結婚式に対してネガティブな印象を持っている兄が「数多く結婚式に参加したが、本当に二人がお互いのことを想い合っていることが伝わってきて心から感動した」と話してくれたのが嬉しかったです。