【こちらのレポートは担当プランナーからの視点でご紹介させていただきます】
今回ご紹介するのは「空」にゆかりのあるおふたり。
ご新郎は学生時代にプロサッカー選手として羽田空港からブラジルへ飛び立った経歴の持ち主。
ご新婦は空港で働くという学生時代の夢を見事叶え、羽田空港でお勤めをされていました。
ご新郎がサプライズプロポーズの場所として選んだのも羽田空港。
そんなおふたりにご提案したコンセプトウエディング「明 -akari-」をご紹介します。
おふたりが結婚式で大切にしていたのは「自分たちらしさ」。
そこでおふたりの名前「太樹」「菜月」に注目しました。
「空」にゆかりのあるおふたりらしく、お名前に"太陽のお日様"と"月"が入っていることに気づきました。
そしてこの日と月の漢字を合わせると”明”となります。
実は”明”という漢字には「見えないものを大事にする」という意味があります。
この「見えないもの」の中には「想い」や「時間」と言った意味を込めており、これからお2人に大切にしていただきたいもの、というプランナー自身の思いも込めています。
披露宴では空色ドレスに月の形をしたリースブーケを合わせ、様々なところで明のテーマが表現されました。
格式ある挙式をご希望のおふたりは挙式前には花嫁行列の儀式を行いました。
伝統工芸品の組子障子の前を大切なゲストと一緒にゆっくり歩みながら神殿へ向かいます。
おふたりが選んだ挙式場は高貴な紫と黒を基調にした、格式の中にもモダンな美しさが彩られた天穂殿。
神殿内の絵画には"太陽"と"月"が描かれています。
“明”をテーマにしたおふたりは、ゲストの皆様にもテーマを体感してもらえるよう、コーディネートにはキャンドルを取り入れました。
キャンドルの色は「太樹」の「樹」をイメージした"緑"と「菜月」の「菜」をイメージした"黄色"に。
おふたりならではの素敵なコーディネートになりました。
さらにメインセレモニーとして「キャンドルブロー」を披露宴で取り入れることをご提案。
このセレモニーは皆様の幸せを願いながらキャンドルをゲストに一斉に吹き消していただくというもので、皆様との時間や想いを大事にしていただくといった意味を込めています。
キャンドルを吹き消す前の幸せを願う時間は8秒間。
この時間は永遠を象徴する8、ご新郎の名前から取った8、挙式を挙げた日の全ての数字を合わせた8、そんな意味を込めて選びました。
結婚式の後、おふたりからいただいた言葉で一番嬉しかったのが「子供ができたら空にゆかりのある名前にします」と言ってもらえたことです。
そして、ご結婚式から数ヶ月後、おふたりから1通のメッセージをいただきました。
なんとおふたりの間にお子様ができたというとても嬉しいご報告でした。
空にゆかりがあり、ご結婚式がきっかけで考えられた素敵な名前を名付けられました。