私たちは「みんなが参加できる式」をテーマに、家族婚を行いました。
参加者全員で結婚式を作り上げ、参列者にとって退屈な時間がないようにしたいと準備を進めました。
ホテル雅叙園東京はたまたまふらっと立ち寄った式場案内の時に見せていただいた神前式の写真に新郎が一目惚れし決めました。
当日は両家の両親も朝から準備で忙しいので、少しでもゆっくりしてもらえるように、前日から会場に泊まってもらいました。
高級感のある非日常な雰囲気も楽しんでもらえたと思います。
挙式を行った大巳殿は、なんといっても内装が豪華です。
厳かな雰囲気の中で挙式を行うことができ、チャペルでの教会式も検討していましたがこちらにしてよかったなと感じています。
中でも「紅差しの儀」は、挙式前に母と二人きりの時間を過ごすことができて、おすすめです。
挙式では親族固めの盃という場面があるのですが、参加者全員で杯を交わす為、ゲストも退屈せずに過ごしてもらうことができます。
新郎新婦はもちろん、ゲストとの写真もたくさん残る披露宴は、写真だけでなく自分たちの目でしっかりと見て理想の場所を選びました。
当日に新郎新婦が着る衣装を考えながら、一番映えると思ったが「牛若」でした。
家族婚の私たちには、広すぎず狭すぎずちょうどいい会場。ゲストとの距離感がちょうどよくゆったりと過ごせました。
主役である私たちがやりたいことも大事ですが、両親にも楽しんでもらえるようにと考えながら作りあげました。
人数の関係上ウエディングケーキではなく菰樽開きを行ったのですが両家の両親の樽も準備し、「久しぶりの共同作業」として一緒にあけてもらいました。
お色直しの前の中座では兄弟と腕を組んで一緒に退場したり、参加できない従姉妹に世界に一つのリングピローを作ってもらったりとまさにみんなで作りあげた式でした。
装花ははこねフローリストさんにお願いしました。
私が薔薇の花が好きなので、様々な色のバラを使い、ディズニーの『美女と野獣』のイメージでとお伝えしました。
当日まで見られない分不安もありましたが、丁寧に打ち合わせをしていただいたおかげで、装花もそのほかの装飾もとっても満足のいく仕上がりでした。
遠方からの参加だったこともあり、お花を持ち帰る人は少ないだろうと量は減らしましたが、寂しい印象もなく、満足です。
和洋折衷のコースを選びました。
事前に全員の好き嫌いを聞いておくことや、自分たちがまず食べてみておすすめできるコースを選ぶのが良いと思います。
みんな「美味しい!」と食べてくれて、うれしかったです。
私たちもフルコースを完食できましたし、晩酌回りがない分、両親も暖かい料理を食べられてとても満足そうでした。
人数が少なかった為、ウエディングケーキは準備せず、代わりに行った菰樽開きでは、樽の中にGODIVAのチョコを入れてゲストにお配りしたりと、自分たちにとっての一番良い演出を一つひとつ選んでいきました。
最後には感謝の手紙を読み、両家の父には自分たちが生まれた年のウイスキーを、両家母には生まれた時の体重のミッキーとミニーのぬいぐるみを渡しましたが、泣きながら喜んでもらえたことは一生忘れません。
一生に一度の結婚式を、納得いくまで楽しませてくださったプランナーさんには感謝でいっぱいです。最高の結婚式をありがとうございました。