私たちの結婚式のテーマは「古典和装と洋の要素のミックス」です。
会場よりも先に「和装がしたい」という希望があり、できることなら挙式から友人たちを呼べる人前式をしたいと考えていました。
リストランテ・カノビアーノ チャペルは白を基調としたモダンな雰囲気で、和装も洋装も映える空間です。
三三九度でお神酒を飲む儀式はこの会場では難しいとのことでしたが、和風な演出として水合わせの儀を取り入れることができ、大満足の結婚式となりました。
会場探しを始めると、和装での人前式ができる所は多くなく、神前式の会場とは異なる専用会場を設けていたりするため、会場費が高くついてしまうことが悩みでした。
そんな中、ホテル雅叙園東京では「チャペルの人前式でも和装ができる」と聞き、興味を持ちました。
見学に行ってみると、会場の雰囲気の良さや私が好きなイタリアンのコースが選べること、ホテルなので遠方からくるゲストにも泊まっていただけること、予算を抑えて理想を叶えられることなど気に入るポイントがたくさん。
理想としていた和洋ミックスが叶えられると感じ、ホテル雅叙園東京に決めました。
お料理は6品のコースを選びました。冷前菜の縞エビとカラスミの冷製カッペリーニ、温前菜のマダラの白子のポワレ、メインディッシュはエゾジカと背肉のロースト、パスタは焼きサンマと大根のスパゲッティーニ、口直しに蜂蜜のクレーマコッタとレモンのシャーベットと、魚料理は真鯛のヴァポーレと季節野菜のミネストローネです。
6品中3品が差額メニューでしたが、宴会コースと比べてもリーズナブルで満足できる内容でした。中でもエゾシカが思った以上に癖がなく食べやすかったので、ぜひ皆さんに食べていただきたいと選びました。
私たちも当日、控室にて提供していただき、おいしくいただくことができたのが嬉しかったです。
リストランテ・カノビアーノは、ガーデンと真っ青なプールがついたプライベート空間が特徴です。
見栄えもよく、お庭も広いのでお子様ゲストものびのびと過ごせたようです。
また、ガーデン側の入り口からお色直しの入場をすることもできます。
最初の入場の時には近くを通れなかったガーデン側のテーブル席にも寄ることができ、来ていただいたゲストに満遍なくご挨拶をすることができました。
披露宴会場はチャペルと同じ建物なので、1日を通して大きな移動もなく、専用のプライベート空間で過ごせます。次回は参列者として会場を満喫したいなと思うほど素敵な会場でした。
小物類はなるべく自分で用意をすることで好みのものをチョイスしながら費用を節約できたと思います。
ペーパーアイテムは外注し、ウェルカムボードも前撮りのデータを使用して自分で作りました。
また、和装のブーケも自分で用意し、ウェディングドレスのブーケは母のものを使うなど個性を取り入れながら式を彩れたと思います。
ケーキカットの場面ではの入刀のポーズが好きな映像作品のポーズに似て見えるなと感じていたため、想起するようなリボンを手作りしお気に入りとなりました。
衣装は色打掛とウェディングドレスの2着を着ました。
定番ではない色を着たいと思っていた和装は、ウェディングフェアで見かけた黄色が気に入り、懇意にしている「きものやまと」でお借りしました。
2着目は気になる上半身をスッキリと見せてくれる上品なレースのAラインのものを式場衣装サロンの「サイズオーダードレスプラン」を利用して選びました。
レンタルと購入品を掛け合わせ、理想通りの衣装を着ることができ大満足です。
ホテル雅叙園東京で結婚式をあげてよかったと一番感じられた理由は、スタッフの方々に恵まれたことです。
担当プランナーさんには難しいお願いも含め、たくさん相談してしまいましたが、快く要望を聞いてくださりありがたかったです。
披露宴のキャプテンの女性は、テキパキとした所作が素敵で思わず目で追ってしまったほど。
司会者の方もアイテムについて一つひとつ丁寧に紹介してくださいました。
また、余興の代わりに行った友人へのインタビューでは、司会者さんのツッコミと友人のやりとりが面白くとても盛り上がりました。
ゲストからもたくさんの嬉しいお言葉をいただき、準備の大変さが吹き飛ぶくらい楽しい一日になりました。