ホテル雅叙園東京で挙式することが、結婚が決まる前からの夢でした。
実際に見学に行ってみると思っていた通りのとても豪華な会場でした。
自分たちが歩く姿を鮮明にイメージすることができ、「ここしかない!」と確信しました。
華やかで伝統も感じる、私たちのイメージした和婚にぴったりの会場でした。
たくさんのゲストを招いての式でしたが、ゲスト一人ひとりに感謝の気持ちを伝え、楽しんでいただくことを一番に考えて準備を進めていきました。
主人の生まれ故郷であり、前撮りも行った「沖縄」を結婚式のテーマにし、沖縄の泡盛を振る舞ったり、余興にも沖縄らしさを取り入れるなど、随所に沖縄を感じる要素を取り入れました。
私たちが神前式を行った大巳殿は、花鳥画などが描かれた豪華で美しい神殿です。美術品に彩られ、あらゆるところに歴史や伝統を感じます。
神殿に入るとそこは神聖な空気に包まれていて、特別な気持ちを持つことができました。
列席してくれた友人の中には初めての神前式という人もいて、厳かな雰囲気の中で緊張感があり良い経験ができたと言ってくれました。
友人が式後数日経っても、私たち以上に余韻に浸っていてくれていたようで嬉しかったです!
挙式後は折り鶴シャワーを行ったのがこだわりの一つです。
鶴を作る作業を前日に遅くまでプランナーさんやスタッフさんが手伝ってくださったのも良い思い出です。
ゲストを170名お招きした披露宴だったため、会場は必然的に夢扇に決まりました。
天井の高さが圧巻で、広々とした会場です。扇形の組子格子が伝統を感じさせる一方、照明や音響は最新のものだそうです。
私たちにとっては文句なしの素敵な会場でした。
装花は和婚らしく華やかにしていただき、想像以上の仕上がりに涙が出るほど感動したのを覚えています。
ゲストからも豪華な披露宴だったと感想をいただきました。
ゲストに感謝を伝えることを大切にしていたため、お色直し入場後にフォトラウンドを行い皆様と触れ合う時間を作りました。
またフォトラウンドだけでなく、参列いただいた170名全員で写真を撮ることにもこだわりました。
披露宴では、友人に依頼したムービーの上映や、テーマである「沖縄」を感じる演出を取り入れました。
主人の生まれ故郷である今帰仁(なきじん)の泡盛(銘柄は古里)を持ち込んでゲストに振る舞ったり、沖縄出身のアーティストに歌を披露していただきました。
その歌詞が「沖縄あるある」や「シークワーサーの良いところ」というもので、沖縄感満載で楽しめました。
演出の中でも一番感動したのは、主人がプランナーさんと計画してくれたサプライズムービーです。
スタッフの皆様のご協力のおかげで感動的な映像が出来上がっていて、ムービーの後には私の年齢と同じ27本の薔薇と共に改めてプロポーズがありました。
涙が止まりませんでした。
白無垢、色打掛、ウエディングドレスの3着の衣装を着ました。
白無垢は肌馴染みの良い正絹で、格式高い文様の格天井が全体的に刺繍されたものです。
後ろには鳳凰が飛んでいて力強さがありました。
色打掛は鶴の存在感があり、豪華な刺繍が会場に相応しいと思い選びました。
ウエディングドレスは桂由美のもので、インパクトある柄のレースに繊細なラメレースを使った上品かつ上質なドレスです。
スタイルが綺麗に見え、王道な美しさでした。
それぞれの衣装に合わせてヘアメイクにもこだわり、メイク道具はほとんど持ち込みました。衣装や体型、肌も沢山褒めてもらえたことはやはり嬉しかったです。
ゲストの皆さまに喜んでいただけて、ホテル雅叙園東京で結婚式を挙げて本当に良かったと思っています。
準備中はプランナーさんがいつも優しく丁寧にアドバイスをしてくださいました。
前日の搬入時には、挙式で使用した折り鶴作りをプランナーさんやスタッフさんに手伝っていただいたのですが、営業時間を過ぎても嫌な顔もせず協力してくださった皆様のプロ意識が素晴らしいと感じました。
プランナーさんとはプライベートなお話を聞かせてもらうほど打ち解けることができました。
その信頼関係があったので、当日何があってもプランナーさんにお任せすることができました。
最後まで一緒に結婚式をつくりあげることができたご縁に本当に感謝しています。