私たちの結婚式のテーマは、「来て頂いたゲストの方々に楽しんでもらうこと」。
キャンドルイリュージョンや花嫁行列といった、ゲストと一緒に執り行える演出を多く選びました。
ホテル雅叙園東京を選んだ理由は、直感で感じた雰囲気の良さ。
自分がこの場所で結婚式をあげるんだとイメージができる会場であるかどうかは、大事なポイントだと思います。
挙式を行った天穂殿は、天井や建具など全体的に黒を基調としていて白無垢が映える空間です。
神前式とはいえ、ゲストの方々はドレスやスーツを着ていらっしゃる方が多いので、どちらも馴染む内装でよかったです。
私は綿帽子を選びましたが、洋髪でもモダンでおしゃれだと思います。
和装での結婚式に参列したことがあるゲストにも、この空間は喜んでいただけました。
この空間の中では白無垢が映えて、写真もきれいに残すことができました。
支度が終わったあとの挙式会場への移動は、花嫁行列を行いました。
部屋を出たときにゲストの皆様が集まっている姿を見た時、すごく感動したのを覚えています。
結婚式に向けて準備をしながら、「みんな喜んでくれるかな…」と、正直不安な気持ちもありましたが、普段よりも素敵に着飾った友人たちの姿を見て、そんな不安は一瞬で消えました。
「今日一日、思い切り楽しんでもらおう!」と、気持ちを切り替えられたことが、よかったと思います。
当日は白無垢と色打掛、カラードレスの3着を着ました。
白無垢と色打掛はホテル雅叙園東京のブライダルサロンでお借りしたものです。
白無垢は、挙式中背中を見られることが多いので、鶴の刺繍が気に入った一着を選びました。
色打掛は好きな青色にしようと考えていたので、その中から一番肌馴染みがよく、顔が明るく見えるものを選びました。
カラードレスは色打掛とのギャップを出すために、暖色系から選びました。
色打掛とカラードレスの間でヘアチェンジをしました。
色打掛の時は、髪飾りと合わせてタイトにまとめてもらったので、カラードレスにはカールを入れてふんわりとした印象にしてもらいました。
どちらのスタイルも、分け目の位置や前髪のかけ方など、私の輪郭に合わせてヘアメイクさんと相談しながら決めていきました。
人から見られた印象はなかなか自分ではわからないので、たくさんアドバイスをいただけてお気に入りのスタイルが叶いました。
装花には衣装ほどの強いこだわりがなかったので、和装でも洋装でも馴染むイメージでお任せしました。
衣装と色がかぶらないカラーが良いとのことでオレンジと緑をメインに選び、費用をかけすぎずにシンプルでもしっかりと装飾していただけました。
当日この装飾を見たときは、「さすがプロだ!」と言いたくなるほど、素敵に仕上げていただきました。
ウェディングフェアの時に試食をして美味しかった和洋折衷のコースを選びました。
お料理が美味しいと有名なホテル雅叙園東京ですが、来てくださったゲストの方々が口を揃えて「今までの結婚式の中で一番美味しかった」と伝えてくださったので、うれしかったです。
ウエディングケーキにはあまりこだわりがなかったものの、写真を撮ったときに映えるように高さのあるものにしていただき、とても素敵な写真が撮れました。