私たちの結婚式のテーマは、「シンプル」です。
ゲストは身内のみだったので、アットホームな雰囲気の中で心地よく過ごしてもらいたいと思い、挙式と会食のスタイルにしました。
挙式は和装で挙げたい! という強い希望があったので、神社や料亭を含む5カ所の式場に見学に行きましたが、一番個性的で2人の意見が一致したのがホテル雅叙園東京でした。
「一生に一度だからきらびやかな場所を選びたい」という私の希望と芸術品大好きな夫の趣味がぴったりと合い、これ以上はないと即決しました。
神前式を行える挙式会場は2つありますが、私たちは豪華絢爛な本殿造りが特徴の大巳殿を選びました。
花嫁行列や紅差しの儀など、伝統ある儀式を行えるのはホテル雅叙園東京ならではだと思います。
当日は雅楽の生演奏の中、理想としていた本格的な婚儀を行うことができました。
4階の和室「牛若」で披露宴を行いました。建物自体どこを見ても豪華絢爛ですが、特にこの会場はゲストの方々が驚いていた印象です。
美人画に木彫りの壁画・螺鈿細工など、見事な美術品に囲まれた空間が広がっています。
どこで写真を撮っても映えることはもちろん、「これぞホテル雅叙園東京!」と誰もが息を呑む世界が広がっています。
装花は赤色のダリアをメインに、緑と白の3色でオーダーし、和モダンな雰囲気に仕上げていただきました。
仕上がりは当日にならないとわからないので、どこまで希望が形になっているか不安なところもありましたが、想像以上の出来栄えで感動したことを覚えています。
会食メインの披露宴だったので、向かいに座る方ともお話がしやすいよう、メインの装花は目線より低めに作っていただきました。
披露宴会場自体が色彩豊かな空間なので、お金をそこまでかけなくても素敵な仕上がりになりうれしかったです。
当日はウェルカムスペースからテーブルフラワーまで、事前の打ち合わせどおりに装飾されていて大感激。
大変満足な仕上がりです!
料理に関して私たちとしての強いこだわりはなかったのですが、フェアで試食させていただいた際にとても美味しかったので、不安はありませんでした。
会食スタイルの披露宴だったため、ゲストへのおもてなしとして少しランクを上げたコースを選びました。
ホテル雅叙園東京は空間もそうですが、プラン内に含まれたベースのレベルが高いので、そこまで追加でお金をかけなくても、ゲストに満足していただける式場だと思います!
衣装は白無垢と色打掛の2着、どちらもホテル雅叙園東京でレンタルしました。
比べないと良し悪しはわからないよなとプラン内のものから選びましたが、オプションを追加することで、自分好みの素敵なものを選ぶことができました。
白無垢には襟に赤いラインを入れ、色打掛も追加料金で朱色の鮮やかなものを。
普段の装いでは選ばないものですが、会場の豪華さや列席者の服装が暗めのいろになるなと思い、明るい色味をチョイスしました。
後から写真を見ると着物の色がとても映えていたので、こちらを選んで良かったと思っています。靴やヘッドアクセサリーもレンタルで揃えました。
あたたかく丁寧なホテル雅叙園東京のスタッフさんたちに見守られ、前撮り〜当日まで、本当に心地よく過ごすことができました。
前撮りは有形文化財の百段階段でドレスを着て撮影することができ、一日がかりの撮影でしたがこれ以上の幸せはないなと、感激しきり。
当日も身内だけの結婚式ということもあり、特に親からのスピーチを聞いた時は一番感動しました。
たくさん愛されて育ててもらったのだなと、実感できました。
新型コロナウイルスの影響もあり、思うような結婚式ができない場合もあるかとは思いますが結婚式自体を行って後悔することはないので、準備を含め楽しんでいただきたいと思います。