結婚式場を探す際に「テーマに沿った結婚式ができること」を希望していたのですが、一歩足を踏み入れるだけでガラッと変わる雰囲気に驚かされました。
ホテルの中を歩くだけで特別な気分に浸れること、ウェディング部門に限らずどの部門のスタッフも一流のサービスを提供していることから、「ここならゲストに満足してもらえる。自信を持って招待できる」と感じ、ホテル雅叙園東京を選びました。
私たちは式場探しの時から2つのテーマを考えていました。
一つ目のテーマは”大正ロマン風”。後で写真を見返した時に「令和の現代感を感じさせないようにしたい」という想いがあったからです。
そして、もう一つのテーマは”ゲストのための結婚式”。
「ゲストに楽しんでいただける空間とはどのようなものか」という点を大切に考えました。
そのためには空間、演出、料理などをどうすればいいのか、一つずつじっくり考えながら準備を進めました。
素肌を露出しないドレスやクラシカルな髪型、和の要素を取り入れた装花など、衣装や会場装飾は”大正ロマン風”というテーマに沿ってアレンジしています。
ドレスは肌をあまり見せないロングスリーブ×ハイネックのレトロモダンなデザインのものを選びました。
装花は会場の色味や雰囲気に合わせ、カッコいいテイストでアレンジしていただきました。
白無垢からドレスへのお色直しだったので、和洋どちらの衣装でも引き立つような装花をお願いし、濃いめの赤を中心に2種類のダリアとバラで作っていただきました。
お花の間に金の水引を入れていただき、おめでたい雰囲気も演出しました。
赤い絨毯が目を引く『大巳殿』は、どんな衣装も華やかに映る豪華な挙式会場で、写真を見て一目で気に入りました。
また、挙式の入場前には母から口紅を塗ってもらう「紅差しの儀」があり、母娘水入らずの時間が過ごせることもおすすめポイントです。
挙式当日は母とのこれまでのことを思い出し、照れくささ・感謝・感動など沢山の想いが入り混じり、涙ながらの儀式となりました。
披露宴ではゲストへのサプライズとして、夫婦のピアノ連弾の演出を取り入れました。
ゲストの方々みなさんへ、そして両親への感謝の気持ち、これからのふたりの決意などを感じてもらいたいと思い、「糸」を選曲しています。
また、『ペガサス』には会場の中央にソファで寛げるコーナーがあり、そこに私たちの歴史がわかるアイテムや写真を置いて、食事が落ち着いた頃に寛ぎながら自由に見ていただけるように工夫しました。
ホテル雅叙園東京の料理はどれを選んでも一流ですが、私たちは和食を選びました。
見た目も良く試食の際にとても美味しかったことと、“和食ならより多くのゲストに喜んでもらえるのではないか”と思ったことが決め手です。
ゲストからは「すべてが美味しくて料亭にいるようだった。特に汁物が美味しかった」「ひとつひとつが丁寧に準備されていてお料理もお酒もゲストのため、という想いを感じた結婚式だった」と絶賛されました。
ゲストから招待した際に「ホテル雅叙園東京での結婚式に参加できるのが嬉しくて楽しみ!」との声を事前にいただいてましたが、結婚式を終えた後に「涙が止まらなかった」「今までで1番良い結婚式だった」と言っていただけて嬉しかったです。
結婚式当日は緊張で一杯の私たちに対して、キャプテンをはじめ色々な方のサポートがあり、「さすが」の一言でした。
私の勤める保育園の子どもたちが私のドレス姿を一目見ようと来てくれたのですが、気づいたキャプテンが全員を案内してくれ、会場から出た所に並んでいた皆から「おめでとう!」と祝福してもらうことができました。
スタッフの臨機応変な心遣いに感謝しています。