私たちは感動的な式よりも、ゲストに楽しんでもらうことを最優先に考え、「ライブのような披露宴」をテーマに様々な準備をしました。
自分で収録したオリジナルのラジオをオープニングで流したり、能舞台からサプライズ入場をしたり、友人に漫才を披露してもらったりなど、会場全体が楽しい雰囲気になるような演出をたくさん取り入れました。
また「和装のみ」の式・披露宴にすると決めていたので、和装が映える会場に絞って探しました。
その中で私たちがこだわったのはやはり「ゲストの皆様に楽しんでもらうこと」だったので他にはない和の雰囲気が味わえること、天候に左右されない点などが決め手となり、ホテル雅叙園東京を選びました。
挙式は、ホテル雅叙園東京内の「天穂殿」で神前式を行いました。
天穂殿」では花嫁行列での入場が可能だったので、特別感がありました。
芸術品のように美しい装飾が施された廊下をゆっくりと歩む入場シーンは、私たちはもちろん、ご列席の皆様にとっても印象的な場面になったかと思います。
式中は、神殿内に雅楽の生演奏が響き渡り、とても厳かな雰囲気に包まれました。
特別な空間で伝統的な式を行うことができ、何より「親ウケ」がとても良く、私たちも改めて気が引き締まる思いでした。
披露宴を行ったのは、ホテル雅叙園東京らしさが感じられる会場の装飾や雰囲気が気に入った「鷲」という会場です。
会場玄関の天井画も素晴らしく、素敵な写真をたくさん残すことができました。
高砂の背景や能舞台も特徴的で、とても絵になる空間です。
遠方からのゲストもたくさんいたのですが、他では味わえない非現実的な世界観と私の大好きなホテル雅叙園東京をたっぷり堪能していただけたと思います。
テーマにした「ライブのような披露宴」にするために、自ら録ったラジオを流したり、余興で漫才をしてもらったりなど、やりたいことは全部詰め込みました。
能舞台からのサプライズ入場を取り入れたのですが、ゲストの皆様の温かい拍手や驚きの声、そして笑顔で迎えてくれた光景にとても感動しました。
また、演出を詰め込みすぎず、歓談の時間も長めにとったので、久々に会うゲスト同士の会話も弾んだのではないかと思ってます。
お色直し入場時には、私に内緒でサイリウムを振ってくれるサプライズもありました!
ゲストから「今までの結婚式で一番盛り上がって楽しかった」などの感想をいただき、私たちが望んでいたような式になってよかったです。
春の挙式でしたので、会場全体が春らしい優しい雰囲気になるようにしました。
桜をメインに使い、アクセントに黄色のミモザや白いカーネーションなどを入れてもらいました。
衣装が白無垢と水色の色打掛だったので、衣装にマッチするよう淡い色味でまとめたところがポイントです。
主役の桜以外の花もハッキリした色味ではなく、淡い色調で小ぶりの花を多めに使いました。
会場自体に装飾がしっかりあるので、装花とのバランスが気になりましたが、担当フローリストのHanahiroさんがとても素敵に仕上げてくださり、会場にぴったりマッチしていて感動しました。
お任せして良かったです。
料理は会場の雰囲気に合わせた日本料理を選び、ドリンクも日本料理に合うよう「獺祭(日本酒)」が飲めるプランにするなど、和にこだわりつつ、ゲストに喜んでもらえるように一生懸命考えました。
ゲストの皆様から特に伊勢海老が好評で、主人の地元が三重県ということもあり、とても嬉しかったです。
また、こだわった日本酒も好評でした!
衣装は最初から「和装のみ」と決めており、白無垢と色打掛をホテル雅叙園東京のサロンで選びました。
白無垢は、自分なりの「花嫁らしさ」を軸に考え、白地に鶴や花が刺繍されたものを選びました。
一度は赤色が入ったものに決めましたが、試着時の写真を何度も見返し「やっぱり真っ白にこだわりたい」と思い、再度試着をして真っ白なものにしました。
色打掛は、はじめは王道の赤にしようと思ったのですが、ハッキリした色が思ったより自分に似合わなかったので淡い色のものを試着し、打掛では珍しい水色に決めました。
背面の結びの絵柄や、春らしい華やかな刺繍がお気に入りです。サロンの担当の方が柔軟に対応してくださって感謝しています。