結婚式は『ゲストの印象に残る1日にしたい』と思っていました。
そのために緊張感のある挙式から始まり、披露宴ではワイワイと楽しい雰囲気になるような演出を取り入れ、最後は感謝の言葉を伝えて締めくくる、という緩急をつけた進行にしました。
ゲストからは「1日楽しくてあっという間だった」と言っていただけてよかったです。
私たちがホテル雅叙園東京を選んだ理由は、式場に入ってすぐのインスピレーションです。
初めて来た時に自分が感じたことは、後にゲストも感じることだと思ったので「ここで式を挙げるなんてすごい!」と思ってもらえる会場かどうかを考えて決めました。
挙式は、厳かな雰囲気に魅力を感じていた神前式を選択し、館内の『天穂殿』で親戚や友人全員を招待して行いました。
待合室から神殿へ続く廊下を花嫁行列で進みましたが、友人たちは緊張した面持ちで歩いていたので、演出として大成功だったと思います。
神前式は、斎主によるお祓いや巫女さんの舞などがあり、格式高い挙式でした。
親族からも「きちんとした式だった」と褒めていただきました。
披露宴は、神前式の厳かな雰囲気からガラッと変えて、みんなでワイワイできるリラックスしたパーティになるようにしました。
夫がピアノ演奏を披露したり、鏡開きをアレンジした「ドンパ」という演出では、ゲストみんながカメラを構えて前に来て、とても驚いて大きな歓声があがったりしました。
私たちが選んだ『花苑』という会場は、大正ロマンのような少し洋のテイストが加わった空間です。
夫の出身地である長崎県には『グラバー園』や『大浦天主堂』などがありレトロな街並みが多いので、新郎側の親族の皆さんからも好評でした。
私たちは披露宴のBGMにこだわりたかったので、ホテル雅叙園東京では追加料金なく約30曲全て選ぶことができて大満足でした!
入場時のBGMは二人が好きなバンドの入場曲と同じ曲にして入場のタイミングも指定したり、披露宴中のBGMにゲームやアニメの挿入歌を使ったりなど、私たちらしい雰囲気を存分に演出できてよかったです。
入場曲のバンドを知っているゲストは、その曲が流れた瞬間「泣いた!」と言ってくれました。
他にも、自作のプロフィールムービーでも笑いが起きたり、エンディングムービーでは泣いている人もいたりしたので、音楽のセレクトや演出は大成功だったと思っています!
挙式では白無垢を着ました。
式場の衣装サロンには、白無垢の中でも黄色味や青味がかったもの、刺繍や素材感が違うものなど、たくさんの種類がありました。
私が選んだのは、青味がかったシルク素材で、背中に鶴の刺繍と裏地に赤色が施されたものです。
赤いアンスリウムをかんざしとブーケに取り入れたかったので、髪も赤色のインナーカラーに染め、白無垢に赤が刺し色にくるように2色で統一してこだわりました。
お色直しのドレスは、濃いネイビーのプリンセスラインです。
他の色も試着しましたが、形や裾のボリューム、肌の色の見え方など、衣装担当の方や夫と相談して決めました。
白無垢と対照的な色で変化をつけられたのもよかったです。
会場装花は、髪飾りやブーケと同様にアンスリウムを使い、フェアで見て私がとても気に入った雲竜柳も取り入れています。
装花担当の「はこねフローリスト」さんに、たくさんのサンプル画像を見せてもらい、高砂はボタニカル風でジャングルっぽい感じ、さらに木の枝を花と花の間にかけるような形にし、色はビビットで赤と緑をお願いしました。
ゲスト卓は日本庭園の枯山水風にしたいとお伝えし、花瓶を竹にしてパンパスグラスでボタニカル要素を入れ、高砂と統一感が出るようにしました。
はこねフローリストさんとは、中間打ち合わせの中で必要なことを伝え、最終打ち合わせでは確認だけでしたが、イメージが再現されていて驚きました。大満足です!
お料理は、年配の親族も多かったため和食のコースを選びました。
式後にゲストから「全部美味しかったし、苦手な海老が美味しく食べられた」という感想をいただきました。
料理のデザートがフルーツだったので、ケーキが食べたかった私はウェディングケーキも追加でお願いしました。
ケーキ入刀やファーストバイトなどはやらずに、お皿に乗せたケーキをゲストに振舞いました。
また、ドリンクはソフトドリンクとアルコールが万遍なく選べるプランにしたのですが、日本酒の「獺祭」を初めて飲んだ方から「とても美味しかった!」と喜んでいただけてよかったです。