『アットホーム』をテーマに、穏やかさ、上質、品格など、私達らしさを表現した結婚式をしました。
式場探しでは、候補のホテルを中心にいろいろと見て回り、ブライダルフェアも楽しみました。
どこの式場も魅力的でしたが、神式の挙式にこだわりを持っていたため、最終的にホテル雅叙園東京に決めました。
外資系ホテルのような豪華さ、煌びやかさとは異なり、日本らしい上質感や奥深さ、繊細さがホテルの細部にも感じ取れるところに惹かれたのも理由の一つです。
こだわりの一つであった神前式は、ホテル内の「大巳殿」で行いました。
鹿や鶴、梅の花が描かれた壁の彫刻や天井画など絢爛豪華な美術品に彩られ、素敵な写真が撮れる空間でした。
カメラマンさんの腕も加わり、素晴らしい写真がたくさん残せて満足しています。
母に口紅を差してもらう「紅差しの儀」も叶い、嬉しかったです。
ホテル雅叙園東京の館内で私が特に素晴らしいと感じたのは、正面玄関や螺鈿(らでん)のエレベーターです。
また、ホテル内ラウンジ「Pandora(パンドラ)」を上の階から眺めた時の枯山水をイメージした絨毯や、色鮮やかな種類の鯉にほっと安らぐような気持ちがして、私のイメージと合っていると思いました。
そして、披露宴を行った「竹林」という会場は、ゲストも靴を脱いで寛いでもらえるところが良かったです。
装花は、ひまわり、グロリオサ、胡蝶蘭をメインにしたコーディネートです。
会場「竹林」の壁が濃い色味なので、空間と調和するよう、慎重にお花の種類や色を考えました。
当日まで、会場のお花を見ることができなかったのでドキドキしていましたが、装花を担当してくれた「はこねフローリスト」さんは、お花の種類や色、イメージをお伝えしただけなのに、とても素敵な会場にしてくださいました。
ひまわりは夏の代表的なお花なので、たくさん使ってもらって大満足です!
白い胡蝶蘭とひまわりの黄色のコントラストが爽やかな印象でした。
お料理を決める際は何度も試食をし、見た目・味・品数などにこだわり、和洋折衷のコースにしました。
とても美味しかったようで、ゲストの皆さんがよく召し上がっていて良かったです!
披露宴中はアットホームな雰囲気だったので、自分自身も一緒に料理を楽しめました。
私は妊娠中で、食べ悪阻な感じでしたが、食事をゲストの方と楽しくいただけたので、体調も悪くなることがありませんでした。
また、食べるタイミングや、次のイベントに入るタイミングを随時教えていただけたので助かりました。
衣装選びは、華やかさも大切にしましたが、素材の良さと上品さを一番重視しました。
ドレスも和装も、質の良さにこだわり、オーソドックスな正統派の花嫁らしいものを選んでいます。
ドレス時のヘアスタイルは、きっちりシニヨンではなく、柔らかい印象にしつつ動きをつけてもらいました。
はじめは花冠をつけようかと思いましたが、花の色が濃くなってしまったのと、ドレスの雰囲気からティアラにしました。
結果、とても良かったと思っています。
ホテル雅叙園東京のスタッフの方々は、私達が思っている結婚式に近づけるように、柔軟に対応してくださいました。
私は妊娠中期で挙式・披露宴を迎えたので、体調やドレスのお腹の圧迫が非常に気になっていましたが、スタッフの方や介添の方、キャプテンの誘導によって素晴らしい披露宴になり、感謝しています。
また、スタッフの皆さんの「雅叙園なら!」と、式場を想う強い気持ちやプライドを感じ、そういう気持ちは素敵だなと思いました。
私達もそんな式場で結婚式ができたことを誇りに感じています。
これからも、人生の節目や人生儀礼の際には、ホテル雅叙園東京に顔を出したいと思っています。